MaruiGas災害救援隊とは

災害時にお客さまの安全を最優先に確保するため発足した「MaruiGas災害救援隊」は、地震や豪雨などの大きな災害時にいち早く駆けつけ、ガス機器の点検や漏えい検査を行い、ガスを復旧させるMaruiGasグループ独自の災害支援の全国組織です。
ガスのエキスパートが万が一に備え、迅速に対応出来るように訓練を重ねています。

いつから活動を始めたの?
1995年阪神淡路大震災での救援活動をきっかけに発足しました。
どんな活動をしているの?
災害時に、ご家庭などのガス器機の点検や漏えい検査をし、ガスの復旧活動を迅速に行います。
隊員の数はどれくらい?
北海道から沖縄県まで全国3600名の隊員が居ます。”液化石油ガス設備士”など、ガスの国家資格を持ったエキスパートが登録しています。


MaruiGas災害救援隊の近年の出動事例
◦ 2004年 新潟県中越地震
◦ 2006年 7月豪雨(鹿児島県)
◦ 2007年 能登半島地震
◦ 2009年 台風9号(兵庫県)
◦ 2011年 東日本大震災
◦ 2011年 台風12号(和歌山県)
◦ 2012年 九州北部豪雨
◦ 2013年 台風26号(伊豆大島)
◦ 2015年 集中豪雨(北海道羅臼町)
◦ 2015年 鬼怒川水害(茨城県常総市)
◦ 2016年 熊本地震
◦ 2016年 台風10号(岩手県宮古市)
◦ 2018年 西日本豪雨(愛媛県)
◦ 2019年 令和元年台風第19号
◦ 2022年 宮城県地震
2011年3月11日に発生した東日本大震災では、いち早く現地入りし、被災地域の復旧に努め、陸前高田市の仮設住宅などに、いち早くLPガス設備を設置しLPガスの供給を開始しました。
また近年では、2019年の台風第19号、2022年の宮城県地震などに出動しています。

災害時に強いLPガス 震災の現場で証明されています
新潟中越地震では、地震発生の翌日にはMaruiGas災害救援隊第一陣がガスの配管工事資材、食料・水を準備して現地に到着。ライフラインの復旧活動を開始しました。
現地の被害状況は、豪雪地帯仕様の容器置き場の雪除けコンクリートの倒壊、建物の沈下による配管の折れ、灯油タンクの支柱損壊などさまざまでした。余震が続き土砂災害などの発生も予測される厳しい作業環境のなかで、2次災害防止に細心の注意を払いながら、確実に復旧を進め、延べ236名で1,960戸のLPガスを復旧しました。
新潟中越沖地震でも迅速な復旧活動により即日から通常使用が可能となり、被災地ではLPガス関連事故の情報もなく、災害に強いLPガスが証明されました。
